スイスの街並み

ヨーロッパの街並みは伝統的な建物が多く、決して先進的な印象はないものの、発信されるアイディアや内容は斬新でいつも世界を驚かせます。
南米の貧国に技術支援に行ったときは、すでに日本以上に先端技術が導入されていて支援に行ったのか研修を受けに行ったのか分からないほどでした。
中東に行けば皆民族衣装に身を包んでいるものの、子どもですら高級ブランドのバッグや時計を身に着け、街は世界の高級品見本市のよう。
中国は場所によっては行くたびに未来都市化していて、まだ日本が現金主義の方が大半を占めネット通販すら一般的ではなかった頃、高齢者ですらスマホやwi-fiを使いこなし、すでに電子マネーが普及していて、物乞いですら電子マネーで施しをうけていました。

中国 深圳の夜景

※どれもすごいと感じた部分を取り上げていますが、そうではない面も多々あります。

確かに日本にも素晴らしい伝統や技術がありますが、それにしがみついてるだけな気がします。
実際にそのような伝統や技術に携わってる方はごく一部の方で、後継者や人手不足をあちこちで耳にします。
日本のメディアは日本人の素晴らしさや、他国民が日本人を称賛することばかりを取り上げ、そこに潜む闇や世界に取り残されている面は、あまりクローズアップしません。
きっとそこに注目しても、多くの方は興味を持たないのが大きな理由でしょう。
つまり数字にならないからです。

とはいえ私もそんなに海外に行ってるわけではありません。
でもインターネットが普及した今、調べようと思えば世界中の情報がかんたんに手に入りますが、日本から出たことのない方に海外の現実を伝えると、
老弱男女問わず皆口を揃えてこういいます。

「…日本ておくれてるんだね」

▼続く

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