はじめて大型犬・(約20kgを超える)中型犬を迎え入れる(飼う)前に知っておいてください

   

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犬の飼育

コロナ禍の影響で犬や猫を迎え入れるケースが増えてますが、特に20kgを超える中型犬や大型犬を、何の知識も覚悟もなく迎え入れる方も少なからずいらっしゃるようで、
「訓練師に任せれば大丈夫!」と考えてる方も多いようです。

この記事は、はじめて大きめの中型犬や大型犬を迎え入れようとお考えの皆さんが、迎えれいる前に知っておくべきことを中心に書こうと思います。
※大型犬、中型犬の明確な定義はありません。

 

「後から気づいた!」では遅いこともあります

愛犬を迎え入れる際に「直感で決める傾向が多い」ことが覗えるアンケート結果があります。

愛犬をお迎えした理由とは?

  1. 可愛かった
  2. 一目惚れ
  3. 運命を感じた

引用:INUNAVI

もちろんこれから長い間一緒に暮らすパートナーなので直感も大事ですが、例えば人間同士ですら「お互いビビッときて結婚したけど…結局離婚しました」なんてこともよく聞く話です。

小さめの中型犬までなら、ある程度は何とかなるケースもありますが、大型犬や大型犬に近い中型犬の場合は、「迎え入れてから気づいたでは遅い」ことが沢山あります。
※小型犬だから大丈夫ではありませんので勘違いなさらずに。

大型犬でも小型犬でも、迎え入れる前にまず考えなければいけない事は…

 

どのコを迎え入れるかより、ご自身の環境を再確認してください

  • もし迎え入れたコが高齢になって介護が必要になった時、最後まで面倒みきれるのか?
  • 自身が高齢になっても、しっかり面倒をみれるのか?代わりに面倒を見てくれる家族がいるのか?
  • 食事や医療、生活環境など愛犬に生涯かかる費用を捻出できるのか?
  • 地域や隣近所の理解は得られるか?
  • 旅行や出張時はどうするのか?どの程度留守にするのか?その際はだれが面倒をみるのか?

これらをもう一度確認して、どれかひとつでも不安があるなら、それが解決するまで絶対に迎え入れないでください。
特に大型犬は事故が起きた時のダメージも大きく、面倒をみるにしても小型犬のようにはいきません。

しっかりトレーニングできていないと散歩すらかなりの重労働ですし、介護となると想像を絶する辛さです。

すべてクリアしたうえで、

  • 自身の環境なら、どの犬種、どのサイズまでなら愛犬が快適に暮らせるのか?

をしっかり検討するようにしましょう。

 

事前に犬種の特徴をしっかり調査してください

個体差もありますが純血種であれば犬種の特徴は、概ね事前の調査で確認したとおりです。
ミックス犬は両親の特性も調査して、父母のどちらの特徴が出てもいいように心得ておきましょう。

いずれにしても可能なら親犬に会って直接確かめるのが理想です。
それが難しいならショップの店員さんだけに頼らずできるだけ多くのソースを元に情報を集め検討してください。
(人気の犬種以外は、皆が皆ではありませんが犬種の特徴を把握していない店員さんが多いのも事実です。人柄に惑わされないでください。)

多少の妥協は不可欠ですが自身や家族のライフスタイルとマッチするか?
犬種によって向き不向きもあります、今後の暮らしに大きく影響するので家族みんなで慎重に考えましょう。

 

無理せずプロの訓練師やトレーナーの力をかりましょう

大型犬は破壊力が桁違いです。
普段大人しい犬種でもひとたび暴れ出したら素人がおさえるのは至難の業です。

事前に訓練師やトレーナーなどプロに相談したうえで、迎え入れる犬種を決めるのもひとつの手です。

優秀なトレーナーは犬以上に人をみます。
専門知識や経験の不足はお互いに不幸な結果を招きます、あなたにその犬種と一緒に暮らせる適性がなければ、別の犬種をおすすめしてくれるでしょう。

もし仮に別の犬種をすすめられてもネガティブに捉えないでください、何が不足してるのか、補えないのか、しっかりプロの意見に耳を傾けてください。
それができないのなら、その時点で大型犬は諦めた方がいいかもしれません。

 

ハードル高くない?

大型犬を迎え入れることは決してカンタンではありません。
ハードルも高いです。

その高いハードルを越えてはじめて、大型犬との暮らしが待っています。
中型犬でも20kgを超えてくると、かなり力も強いので大型犬と同じような心構えで迎え入れましょう。

冒頭にも書いてますが、大事なことなのでもう一度書きます、「決して小型犬だからカンタンなわけではない」ので、勘違いなさらないでくださいね。

良い出会いに恵まれることをお祈りしています。

 

 
   

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