愛犬を迎え入れる前に考える事 心構え② 社会化とはなにか?

   

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犬の飼育

まず、社会化とは何かを知っておく必要があります。

社会化とは
生まれてきた個体が、その種特有の社会行動パターンを身につけていく過程のことを言います。
犬は同種の他個体だけでなく、飼い主である人との社会関係も身につけなければいけない点が野生動物と決定的に違います。

3週齢前後で中枢神経系が完成し、周囲の環境や同種のほかの個体に対して成犬と同じように反応することができるようになります。
自分が犬であること、また犬として他の犬に対してどうふるまうべきかを学びます。
また、飼い主である人やその他の人に対してどうふるまうかを学んでいきます。

社会化の前期

3~4週齢になると、自分の寝場所やその周辺えを調べまわる探索行動が急激に活発になり、同腹の兄弟や母犬と遊び始まるようになります。
5週齢~遊びの頻度が高くなります。遊びを通じてコミュニケーションや咬みつき抑制を学びます。
遊びを通しての社会化では、母犬の役割が重要になります。なので、6~8週齢前後まで母犬やきょうだいから離すべきではありません。

2.社会化の後期
同種動物である犬との隔離が12週齢まで続くと、ほかの犬に対して恐怖や攻撃を示すようになります。
16週齢までに人との接触がなかった場合、社会化が困難になります。
新奇なものへの警戒は8~10週齢で高くなります。
移行抗体が少なくなる時期であり、感染症のリスクが高くなる時期でもありますが、できる限りの社会化を行うべき時期です。

若年期
社会化期の終わり~性成熟に達するまで

運動の能力が向上し、興奮しやすい時期です。
周囲への注意力も発達する(集中力が持続しない)ため、子犬の時にしつけたはずのことが、できなくなるようにみえる。
飼い主が犬の行動について問題視するのもこの時期かと言われています。

 
   

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