私たちペティッショは、なぜ愛玩動物(主に犬猫)の動物愛護を推進する活動をしているのでしょうか?
動物愛護の啓発を続けることで、飼い主さんのマナーを向上し、興味のない一般の方の注目をむけることで、動物愛護後進国と言われるこの国の社会を変えたいという思いもあります。
ただしそれは簡単ではないことも重々承知しています。
差し当って目の前にある問題を解決したい、
私たちが行動することで救える命もあるからです!
ペットショップやショッピングモール、ホームセンターなどで開催される犬猫フェアは大勢のお客さんで賑わいます。
私たち的には、それ自体に大きな違和感を感じますが、光があれば影があるのは世の常です。
その裏側にある現実をご存じでしょうか、もしご存じでも目を背けたり、無関心ではないですか?
この記事をご覧いただいてる方なら、大なり小なり関心はあると思いますが、そうではない方のほうが多いのも事実です。
お店にならぶのは愛くるしい仔犬や仔猫がほとんどですが、皆が皆新しい家族に迎え入れられるわけではありません。
実際、皆さんの周りにしょっちゅう仔犬や仔猫を迎え入れてる方はいないと思いますが如何でしょうか?
あれだけの数の仔犬や仔猫がひっきりなしに店頭へ並びます。
たまに売れ残った成犬や成猫がセールになっていますが、影は思った以上に広く深い現実があります。
セールでも売れない子達はどうなるのでしょう?
ショップが一生涯面倒を見続けるのでしょうか?
店頭に並ぶ子を産む親は生涯何匹産むのでしょう?
先天性の疾患を持って生まれてくる子たちは?
ここではあまり深く取り上げませんが、いわゆる闇の側面がある一方で殺処分という忌々しい行政の対応は年々減少しています。
全国の犬・猫の殺処分数の推移
出典:環境省
上記のグラフでは、右肩下がりで年々減少しているのが分かります。
でも昨今のコロナ禍で、「ペットの需要が増加している」というニュースを耳にしますね。
実際、お世話になってる犬の訓練士さんも、「お客さんが増えて商売的にはありがたいけど、手放しでは喜べない」とおっしゃってました。
犬猫の登録数はそんなに変わらないどころか増加しているのに、
処分数は一方的に「減少している」ことに違和感を感じませんか?
▼続く
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