私が所属する自治会にて、今年度より地域猫活動の準備をすすめてきました。
あくまでも準備期間です。
協力団体の庄内アニマル倶楽部さん、酒田地域ねこの会さん、行政機関と協働で色々なイベントや取り組みを実施し、地域の皆さんからも喜びの声がちらほら聞こえはじめ、ついに前回の自治会評議委員会にて次年度より段階的に地域猫活動を本格化していくことが承認されました。
(うちの自治会の会計年度が1月~12月のため、来年1月より本格始動します)
私は自治会の副会長に就任し地域活動に貢献する傍ら、地域猫活動を推進していきます!
この地域猫活動、「ただやりましょう!協力してください!」
だけでは、大勢の地域住民の理解や協力を得るのは難しかったと思います。
野良猫問題以外の様々な地域社会の課題に対し、日々できる限りで改善に取り組んできたことが、この地域猫活動についても皆さんのご理解を頂けたのではないでしょうか。
個人でできるTNR活動だけでは、その効果は限られますしエンドレスです。
TNRの数<野良猫の出生数
は簡単に覆らなからです。
地域猫活動として多くの住民の理解と協力を得て地域で取り組むことで、人間と野良猫が共生できる地域環境がうまれます。
もし自治会のような組織がなければ、地域の大勢の皆さんからご協力頂くのは困難を極めたと思います。
個別で協力を要請していてはラチがあかないので、地域のコミュニティは住みやすい環境をつくるうえでも重要な役割を担っています。
うちの地域に住んでる野良猫達、皆それぞれが過酷な暮らしを強いられています。
逆に野良猫の存在によって普段の生活に支障をきたしている住民もいます。
決してお互いにとって良い環境であるはずがありません。
これを改善するには、地域のコミュニティによる地域猫活動は不可欠だと私は考えています。
地域猫活動は、理想はあっても決まった形があるわけではありません、地域住民皆でアイディアを出し合い、やれることをやっていくものです。
無理しても続きません。
ウチの自治会では、次年度はまず有志を募って活動していきます。
きっとそんなには集まらないと思いますが、積極的に関わってくれる方と相談し、できる範囲のことをやっていくつもりです。
また、この活動に不妊手術は不可欠で、これには費用も掛かるため、募金も募ります。
実際、手伝いはできないけど、少しでよければ資金援助させてほしいという申し出もあります。
活動が本格化し効果が見え始めれば、きっと協力してくださる方も増えてくるでしょう、
これがきっかけになり、人にも動物にも優しい街になればいいなと思っています。
ペティッショ
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