ブログ – ペティッショ http://petissho.com 犬猫とハッピーな暮らしを応援する動物愛護活動支援系情報サイト Mon, 19 Feb 2024 21:39:33 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.4 https://i0.wp.com/petissho.com/sys/wp-content/uploads/2021/11/cropped-petissho_logo.png?fit=32%2C32 ブログ – ペティッショ http://petissho.com 32 32 166564295 元繁殖犬の愛犬を見て思うこと http://petissho.com/5359/%e5%85%83%e7%b9%81%e6%ae%96%e7%8a%ac%e3%81%ae%e6%84%9b%e7%8a%ac%e3%82%92%e8%a6%8b%e3%81%a6%e6%80%9d%e3%81%86%e3%81%93%e3%81%a8/ http://petissho.com/5359/%e5%85%83%e7%b9%81%e6%ae%96%e7%8a%ac%e3%81%ae%e6%84%9b%e7%8a%ac%e3%82%92%e8%a6%8b%e3%81%a6%e6%80%9d%e3%81%86%e3%81%93%e3%81%a8/#respond Wed, 24 Jan 2024 08:20:26 +0000 http://petissho.com/?p=5359 我が家のローラは元繁殖犬のポメラニアンです。

ウチに来た当初は、とてもポメラニアンには見えず、病的にやせ細った野良キツネのような見た目でした。

ローラとの出会いは、今思えば保護団体を騙る悪質な業者による譲渡会。
スタッフの対応にも不信感しかなく、とにかくこの子だけでも救いたい一心で譲渡費を支払い連れ帰った日のことを今でも忘れません。

後日、その団体について調べてみると案の定、まともな団体ではなかったようです。

元繁殖犬→ブリーダー多頭飼育崩壊→保護→譲渡会という絵にかいたような構図。

迎え入れた当初は笑うことも吠えることもなく感情は一切表にださず、フードや水をもらうためだけに、ただ人に媚びるような仕草しか見せませんでした。

筋力もなく腰骨は異様に浮いていて、毛艶も悪く糞尿の匂いがしみついていました。

当時のローラの状態をみれば、きっとずっとケージに閉じ込められ、最小限のフードと水を与えられ、吠えることも許されず、ただ仔犬を産むためだけに生かされ、散歩や遊びも許されない環境にいたことが容易に想像できます。

保護当時のローラは、世の中のすべてのことが信じられない様子でした

 

ローラはまだ全然良い方だと思います、動物愛護活動に関わるようになって、もっとひどい話も沢山耳にしましたし、そこから保護されてきた子も大勢みてきました。
わたしはローラを見る度に、「人間のせいでごめんね」と人間を代表して謝りながら、その罪を償うつもりで日々愛情を注いでいます。

今では困るくらいに懐いてくれて、毎日笑顔で過ごしています。

まだペットショップなどに犬や猫を求めに行ってる方には、是非一度この記事を読み、考えて頂きたいなと思います。

皆さんのそのような行動は、ローラを増やすことにつながるからです。
かわいい仔猫、仔犬がペットショップに並ぶ裏で、ローラのように、ただ仔を生まされるために生かされる命があるのです。
いま始まった訳ではなく、ずっとこの状況が続いています。

正直わたし自身も、このような現実を知る機会もなく数年前まで命を売買することに違和感は感じていましたが、それについて深く考えることはありませんでした。
色々なことを学び、多くの現状を実際にこの目で見てきた今だからこそ過去の自分を恥じ、猛省しながらこうして発信していますし、今後もアップしていきます。

近所のホームセンターでは、定期的に犬猫フェアを開催し、そのたびに家族連れで賑わっています。
可愛い仔犬仔猫は高い集客効果が見込める宣伝材料です。
今の私にはもはやおぞましい光景にしか見えません。

仔犬仔猫には何の罪もありません。

もしこれが人間の赤ちゃんならぞっとしませんか?
※良くない擬人化の例ですがより現実的に考えて頂きたくて、あえて書きました。

ホームセンターのスタッフにも、それに集まるお客さんも、批判するつもりは一切ありません。
(そのホームセンターが独自に繁殖しているのなら話は別ですが)

だって今の日本の社会は、その裏側に光があたっていないので一般の方はどんな仕組みなのか知る由もないからです。

だからこそ発信していくためにこの記事を書いています。

ペット先進国や一部の地域では、生体の販売を禁止しています。
私は大賛成です。
ペットショップがなくなればいいということではなく、あくまでも生体販売をもっと厳しく制限すべきだと考えています。

動物愛護法が改正され表向きの殺処分数は減りましたが、そのしわ寄せは保護団体や個人の活動家を直撃していて、生体販売が続く限り、ローラのように人間の都合で命を命とも思われない犬猫や動物が増えるからです。
単純に殺処分が減った、良かったではなく、改正法により保護頭数が減っている(行政機関がむやみに引取らなくてよくなった)のだから処分数も減るのはあたりまえであって、以前なら保護されて処分されていた犬猫の数は大して変わりないどころか増えてるんじゃないかな?と私は見ています。
その差分を保護団体や個人活動家がその命の灯を消さないように日々自腹をきって貴重な時間を割いて世話したり里親さんを探したりしているのです。

産めなくなれば問答無用で捨てられる命、お世話やフードなどの維持費ばかりかかる、いわゆる不良在庫。
そんな不良在庫を手厚く面倒をみてくれる業者がどれだけあるでしょうか?

これまで知らずに過ごしてきた皆さん、意識していなかった皆さん、これからはこの現実について、少しでいいので掘り下げて考えて頂ければと思います。

この記事を書いてるあいだも、私のひざのうえでから離れないローラ、毎日全力で無償の愛を届けてくれてます。そんなローラの愛を受け止め、少しでも多くの犬猫の命がつながる活動を続けています。

 

様々な現実や伝えたい思いもこみ上げてきますが、この記事ではここまでにしておきます。
この記事が少しでも多くの方の目にとまり、少しだけでも意識して頂けることを願っております。

 

]]>
http://petissho.com/5359/%e5%85%83%e7%b9%81%e6%ae%96%e7%8a%ac%e3%81%ae%e6%84%9b%e7%8a%ac%e3%82%92%e8%a6%8b%e3%81%a6%e6%80%9d%e3%81%86%e3%81%93%e3%81%a8/feed/ 0 5359
令和6年能登半島地震 被災者の皆様へ お見舞い申し上げます http://petissho.com/5329/%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%e8%83%bd%e7%99%bb%e5%8d%8a%e5%b3%b6%e5%9c%b0%e9%9c%87-%e8%a2%ab%e7%81%bd%e8%80%85%e3%81%ae%e7%9a%86%e6%a7%98%e3%81%b8-%e3%81%8a%e8%a6%8b%e8%88%9e%e3%81%84%e7%94%b3/ http://petissho.com/5329/%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%e8%83%bd%e7%99%bb%e5%8d%8a%e5%b3%b6%e5%9c%b0%e9%9c%87-%e8%a2%ab%e7%81%bd%e8%80%85%e3%81%ae%e7%9a%86%e6%a7%98%e3%81%b8-%e3%81%8a%e8%a6%8b%e8%88%9e%e3%81%84%e7%94%b3/#respond Thu, 04 Jan 2024 00:03:30 +0000 http://petissho.com/?p=5329 令和6年能登半島地震に被災された皆様へ お見舞い申し上げます。
また、残念ながら命を落とした皆様には謹んでお悔やみ申し上げます。

私たちにできることは本当に限られますが、できる限りで皆様をご支援できればと考えております、東日本大震災で少なからず影響を受けた私たちだからこそ、気づきお手伝いできることもあるかと思います。

あれから10年以上が経ちますが、私たちは今を生きています、
どうか前向きに日々お過ごしください。

ペティッショ スタッフ一同

 

]]>
http://petissho.com/5329/%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%e8%83%bd%e7%99%bb%e5%8d%8a%e5%b3%b6%e5%9c%b0%e9%9c%87-%e8%a2%ab%e7%81%bd%e8%80%85%e3%81%ae%e7%9a%86%e6%a7%98%e3%81%b8-%e3%81%8a%e8%a6%8b%e8%88%9e%e3%81%84%e7%94%b3/feed/ 0 5329
でこワンでこニャンまつり2023 in 遊佐町、無事終了! http://petissho.com/5250/%e3%81%a7%e3%81%93%e3%83%af%e3%83%b3%e3%81%a7%e3%81%93%e3%83%8b%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%81%be%e3%81%a4%e3%82%8a2023-in-%e9%81%8a%e4%bd%90%e7%94%ba%e3%80%81%e7%84%a1%e4%ba%8b%e7%b5%82%e4%ba%86%ef%bc%81/ http://petissho.com/5250/%e3%81%a7%e3%81%93%e3%83%af%e3%83%b3%e3%81%a7%e3%81%93%e3%83%8b%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%81%be%e3%81%a4%e3%82%8a2023-in-%e9%81%8a%e4%bd%90%e7%94%ba%e3%80%81%e7%84%a1%e4%ba%8b%e7%b5%82%e4%ba%86%ef%bc%81/#respond Mon, 02 Oct 2023 02:07:13 +0000 http://petissho.com/?p=5250 この秋の一大イベント、山形県遊佐町で開催された犬猫の祭典、「でこワンでこニャンまつり2023」が無事終了しました!
ペティッショは「庄内アニマル倶楽部」の一員として企画から当日の運営まで統括させて頂きました。

当日は朝から土砂降りの雨模様、関係者はびしょ濡れになりながら、準備をすすめてましたが開会に向けて徐々に天候が回復。

各担当者の皆さんと打合せを済ませ、いざ開会へ。
オープニングセレモニーは完全に天気も回復し、まぶしい日差しのもとで実施することができました。
当日MCでご協力頂いた松浦彩さん曰く、
「私晴れ女だから!」
と満面の笑みでおっしゃってたのがとても印象的です。

庄内アニマル倶楽部による里親会は、開会前からお客様が訪れ常時ほぼ満員状態!

原田訓練士による犬の訓練デモンストレーションには、しつけでお困りの方などで人だかりができてました。

庄内保健所さんによる譲渡前講習を受けられる方や、災害発生時のペット同行避難の展示ブースに足を運ぶ方、通常は犬の散歩禁止の会場で、犬達を遊ばせるご家族もいらっしゃったり、おもいおもいにイベントを満喫して頂けたのではないでしょうか。

遊佐町にゆかりのあるキッチンカーやショップさんに出店して頂きイベントを盛り上げて頂きました、どのブースも大賑わい!

終わってみれば1日を通して雨がふったりやんだりのあいにくの天気、足元は乾く間もなく常にウェットなコンディションでしたが、大きなトラブルもなく無事に閉会を迎えほっと一安心です。

至らぬ点や反省点も多数ございますが、ご来場頂いた皆様、場所を提供して頂いた遊佐町様、関係者の皆様、実行委員の皆様、本当にありがとうございました!

この場を借りてお礼申し上げます。

お声が掛かれば次回もお手伝いさせて頂ければと思います、その際は是非皆様のご協力を、宜しくお願い致します。

]]>
http://petissho.com/5250/%e3%81%a7%e3%81%93%e3%83%af%e3%83%b3%e3%81%a7%e3%81%93%e3%83%8b%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%81%be%e3%81%a4%e3%82%8a2023-in-%e9%81%8a%e4%bd%90%e7%94%ba%e3%80%81%e7%84%a1%e4%ba%8b%e7%b5%82%e4%ba%86%ef%bc%81/feed/ 0 5250
地域猫活動レポート No2 http://petissho.com/4888/%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e7%8c%ab%e6%b4%bb%e5%8b%95%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88-no2/ http://petissho.com/4888/%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e7%8c%ab%e6%b4%bb%e5%8b%95%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88-no2/#respond Fri, 16 Jun 2023 00:29:45 +0000 http://petissho.com/?p=4888 先日アップした地域猫活動の続報です。

子猫達は、かかりつけの動物病院で見て頂いたところ耳ダニ以外(駆虫薬を投与)は現状健康そうですとのことで一安心。
2頭ともぴったり体重550gで性別も想定通り、生後2か月との判断でした。
診てくださった獣医師は、「ここまでぴったり同じ体重ってことは、バランスよく母乳を与えてたんだね、子育て上手なお母さん猫だね」、と母猫を称えてました。

さて、気になる母猫です。

子猫の捕獲現場付近に様子を見に行くと、ニャーニャー鳴き声が聞こえます。
母猫が保護された子猫を探し回っているようでした。

これではそと猫被害に苦しんでいた周辺住民の感情を逆なでしそうで、とても放っておけません。
すぐに捕獲機を用意して夕食時にあわせご近所のさんの了解を得て設置、初日は近づきすぎて警戒されたのか失敗…。

翌日の夕食の時間帯、小雨がふっていましたが、現場につくとやはり母猫の鳴き声が聞こえます。
素早く捕獲機を設置し、今回は警戒されないよう車でまつこと数分、母猫が現場にあらわれ捕獲機方向へ子猫を探して歩いていきました。

すこし間をおいて捕獲機を確認しに行くと、母猫が捕獲機の中に大人しく座っていました。
暴れる様子もなく落ち着いていてくれて、とてもスムーズな捕獲劇でした。

フラッシュを炊いてしまい怖い顔になってますが、今のところ穏やかないい子です。

 

問題はここからです。

地域猫活動なので、TNRして地域で面倒を見て頂きたいのですが、これまでの経緯から地域住民の理解を得るのは難しく、このまま返しては住民も母猫も不幸な将来しか見えません。

なので、里親さんを探して譲渡することにしました。

きっと、現場には別の野良猫が住み着きます、でもそれで「きりがないでしょ?」と言えるので、
これをきっかけに地域猫活動へのご理解とご協力を得られればと考えています。

]]>
http://petissho.com/4888/%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e7%8c%ab%e6%b4%bb%e5%8b%95%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88-no2/feed/ 0 4888
地域猫活動レポート No1 http://petissho.com/4874/%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e7%8c%ab%e6%b4%bb%e5%8b%95%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88-no1/ http://petissho.com/4874/%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e7%8c%ab%e6%b4%bb%e5%8b%95%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88-no1/#respond Thu, 15 Jun 2023 00:26:42 +0000 http://petissho.com/?p=4874 今年より市社会福祉協議会にボランティア団体として登録し、地域猫活動を開始しました。
今年は地域の実情を把握するための準備期間と考えていましたが、そうも言ってられない現実を目の当たりにしました。

先日、地域猫活動の回覧を印刷しに自治会館に向かったところ、近所の方に呼び止められました。

「野良猫が子供を産んで、プレハブ倉庫の下に住み着いている」

とのことで現地をみにいくと、たしかに親猫と仔猫数匹がいました。
相談者さんは長年野良猫、外飼いの飼い猫の糞害被害に悩まされており、そのうえ仔猫も増えて怒り心頭の様子。
とにかく本人だけでなく周辺の住民も大変困っていることを伺いました。

もはや猶予はないほど深刻な状況だったので、早急な対策の必要性を感じましたが、
ただ、そこにいた猫達が本当に野良なのかもわからず捕獲の準備もできていないため、現状を確認してその場は立ち去りました。

協力団体の酒田地域ねこの会さんに相談、後日まず捕獲する段取りをしました。

翌日、本業で現場近くに用があったので、ついでに現場の様子を見に行くと、電話が鳴りました。
保健所からです。

「〇〇町の〇〇さん(本件の相談者さん)から、仔猫を捕獲したので引取ってほしいと連絡がありました。
(その状況では)保健所は引取れない旨を説明したのですが納得されてないようです。」

とのことで、ちょうど現場にいるので対応を引き継ぐことに。
早速相談者さんのお宅に向かうと、大変不機嫌な様子。

普段地域の為に尽力されている方なのですが、そと猫被害で相当お怒りでした。

まず捕獲した猫を引取り、小1時間ほどお話しましたが、とにかく現状の制度に納得できない様子、
「できることからやっていくしかないですね、一緒に何とかしていきましょう」と、形式的にはその場はおさめて引き上げましたが、きっと納得はされてないと思います。

 

 

実際母猫は捕獲できなかったので、仔猫を探してるのか泣きながら現場付近を徘徊しています。
他の周辺住民の皆さんのお話しも伺いましたが、それぞれがご苦労されてるとのこと。

中には5,6年間、これまでの被害などを記録している方もいらっしゃいました。

これは住民の皆さんにとっても猫にとっても、決して好ましい状況ではなくお互いが不幸になる可能性が高いように思います。
今年は現状を把握するための準備期間のつもりでしたが、現実は切迫していました。

せめてできることはしたいので今日も母猫の捕獲作戦を実施します。
捕獲できればTNRか里親が見つかるようなら譲渡も考えています。

その前に、保護した仔猫の健康診断を受け、とにかく里親が見つかるまで面倒をみてあげなければいけません。

 

 

なんの罪もない仔猫たち。
でも被害にあっている方にとっては邪魔な存在でしかありません。

お互いが共生できる環境を模索していかなければとつくづく感じさせられました。

 

この活動を続けていくためにも、是非ご支援とご協力を宜しくお願い致します。

 

 

]]>
http://petissho.com/4874/%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e7%8c%ab%e6%b4%bb%e5%8b%95%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88-no1/feed/ 0 4874
ペティッショ実働部は、一部「庄内アニマル倶楽部」さんに合流します http://petissho.com/4858/%e3%80%90%e9%87%8d%e8%a6%81%e3%81%aa%e3%81%8a%e3%81%97%e3%82%89%e3%81%9b%e3%80%91%e3%83%9a%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%81%af%e3%80%81%e4%bb%8a%e5%be%8c%e3%80%8c%e5%ba%84%e5%86%85/ http://petissho.com/4858/%e3%80%90%e9%87%8d%e8%a6%81%e3%81%aa%e3%81%8a%e3%81%97%e3%82%89%e3%81%9b%e3%80%91%e3%83%9a%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%81%af%e3%80%81%e4%bb%8a%e5%be%8c%e3%80%8c%e5%ba%84%e5%86%85/#respond Fri, 12 May 2023 01:32:44 +0000 http://petissho.com/?p=4858 いつも心温まるご支援とご協力を頂き誠に有難う御座います、ペティッショです。

皆様に重要なお知らせがございます。

これまで私どもペティッショは、web上での動物愛護活動の啓発を中心に活動し、今年から小さいながらもシェルターを開設するなどリアルな活動もはじめたところでございました。

地元保健所、役所、地域団体との交流も増え、特にペティッショの地元で長年に渡り活動を続けてきた動物愛護団体「庄内アニマル倶楽部」さんの指導のもと、活動を活性化していくつもりでございましたが、同団体代表の佐藤さんと交流を深める中で、その想いに大変感銘をうけ、ペティッショ単独で活動を続けるよりも庄内アニマル倶楽部の運営をサポートすることも、結果的により多くの犬猫を救うことにつながると確信いたしました。

約半年間いろいろと模索してきましたが、ペティッショとしましては庄内アニマル倶楽部さんの活動を全面的にバックアップすることを決定いたしました。

限られたリソースで2足の草鞋を履いていくのは、どちらも中途半端になりかねませんので、当面のあいだペティッショは庄内アニマル倶楽部として活動を継続していく見込みで御座います。

状況が落ち着き次第、ペティッショとしての活動も再開致します。

詳細は未定な部分もございますが、私どもとしましては上記で覚悟を決めましたので、まず皆様にご報告致します。

これにともない、web、SNSなどでの活動は一旦休止致しますのでご理解とご協力を宜しくお願い致します。
※方向性が定まり次第、ペティッショの活動も再開する見込みでございますので、その際は改めてご報告いたします。

動物愛護活動は並々ならぬ熱意と労力に加え経済力も必要です。

このような活動がボランティア任せになっている現状に大変憤りを感じていますが、ひとりではできなくても仲間が集まればできることも増えていきます。

とはいえ現状を嘆くばかりでは何も変わりません、社会全体がもうちょっとだけでも犬猫の現状について考えれるように活動を続けて参りますので、ペティッショ及び庄内アニマル倶楽部へのご支援とご協力を、何卒宜しくお願い致します。

ペティッショ スタッフ一同

後日追記:R58月、状況が落ち着いてきたので(→「切迫してきた」の方が正解かも笑)、地域猫活動は酒田地域ねこの会さんの一員として本格的に取り組み、ペティッショの独自の活動も本格的に再開します!

 

]]>
http://petissho.com/4858/%e3%80%90%e9%87%8d%e8%a6%81%e3%81%aa%e3%81%8a%e3%81%97%e3%82%89%e3%81%9b%e3%80%91%e3%83%9a%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%81%af%e3%80%81%e4%bb%8a%e5%be%8c%e3%80%8c%e5%ba%84%e5%86%85/feed/ 0 4858
ペットの防災から考える動物愛護 飼い主が意識すべきこと http://petissho.com/4286/%e3%83%9a%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%ae%e9%98%b2%e7%81%bd%e3%81%8b%e3%82%89%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e5%8b%95%e7%89%a9%e6%84%9b%e8%ad%b7%e3%80%80%e9%a3%bc%e3%81%84%e4%b8%bb%e3%81%8c%e6%84%8f%e8%ad%98/ http://petissho.com/4286/%e3%83%9a%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%ae%e9%98%b2%e7%81%bd%e3%81%8b%e3%82%89%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e5%8b%95%e7%89%a9%e6%84%9b%e8%ad%b7%e3%80%80%e9%a3%bc%e3%81%84%e4%b8%bb%e3%81%8c%e6%84%8f%e8%ad%98/#respond Wed, 08 Feb 2023 08:05:39 +0000 http://petissho.com/?p=4286 先日、人とペットの防災に関するウェビナーに参加しました。
ペットの防災はペティッショでも注力している分野ですが、
災害対策には、

  • 自身や家族、身内で備えそれぞれが自力でおこなう「自助
  • 地域で備え助け合う 「共助
  • 行政が行う「公助

以上の3つがあります。

過去の大災害の統計では、自助によって助かり救われた命が多数を占めています。
その次が共助最後に公助の順になります。

今、国が推進しているのは、公助に関連する被災時のペット同行避難です。
被災したペットの飼い主はペットと一緒に避難することを推奨し、ガイドラインを作成して自治体に取り組みを促しています。

しかしながら、その講習でもお話があったとおり、「決してペットなどの動物守るためのガイドライン」ではないのです。
では何のために同行避難を推奨するのでしょうか?

被災者の保護、ペットの野良化による衛生環境の悪化を防ぐために推奨しているのです。
具体的には、被災者の心のケア、被災者がペットを飼っていて一般的な避難所に避難するのに抵抗があり、避難せずに命を落とすこともあれば、避難したものの周囲の理解を得られず自宅に戻ったところ2次災害にあい命を落とすこともあります。
飼い主だけが避難すれば、取り残されたペットが野良化して、疫病の温床となったり様々な衛生環境の悪化を招き、結果的に人命に関わりかねません。

これらを防ぐのが最大の目的であり、決してペットを守るためのガイドラインではないのです。
また、動物愛護に関する法律についても、動物を守るための法律ではなく、人が安心安全に暮らすための法律なのです。

じゃあ誰がペットを守るのでしょうか?当たり前ですが飼い主自身です。

小型の大人しいコだけなら避難所でもそれほど苦労しないかもしれません。
でも活発なコや大型犬、多頭飼いの場合などは事情が全く違います。

普段のトレーニングや自宅避難など、自己責任でペットを守る必要があります。
防災対策でいえばこれが自助にあたります。

ただし自助の限界は低く、できることがかなり限られます。。

普段から1年分も避難物資を蓄えておくのは現実的ではありません。
当然公助の支援も必要になりますが、被災地の行政も被災者です。
自身や人の救援救助ですらままならない状況です。
こうなると近隣の被災者同士で協力して助け合わなければなりません。

それが防災対策でいう共助です。
避難所は行政ではなく地域で協力し運営するものです。
決して誰かがやってくれるものだと思わないでください、自分達で運営するのです。

これらをスムーズに行うためには、普段のコミュニケーションがとても重要です。
これがうまくいってないと、いざというときにトラブルになり、まともに機能しません。
結果的に、自分もペットも守れないかもしれません。

このためにも、ペットの飼い主は、普段から隣近所に迷惑をかけないようペットをトレーニングしたり、近隣の住民と良い関係性を築いておく必要があるのです。

前にも、ペット嫌いな人への配慮についての記事を投稿しましたが、この方たちを敵視する必要はなく、むしろ仲間になって頂かなければならないのです。

前述の講習にもペット嫌いと思われる方が出席していました。
その方は決して悪くないのです、そうしてしまったのはむしろ飼い主の側なのです。

ペットの嫌いな方は過去のトラウマだったり、きっと何か理由があります。
飼い主が適正に飼養していないせいで、ペットが嫌いになるケースは少なくありません。
あなた自身はしていなくても、他の飼い主による迷惑行為の疑いの目は、残念ながらペットの飼い主全員に向けられます。

あなた以外の飼い主が、迷惑行為をしないよう普段から声掛けするとか、そのためにも普段から飼い主同志がコミュニケーションをとってお互いに注意しあえるほどに仲良くなれれば、余計なトラブルも回避できます。

飼い主はただ日々ペットのお世話をするだけでなく、近隣やペット嫌いな方に配慮した適正飼養、いざという時に協力して頂けるように日頃から地域、社会への貢献良好な関係性の構築が不可欠なのです。
それが飼い主の役割であり、自身の家族やペットを守ることにもつながります。

残念ながらこれが大いに欠如した飼い主さんをよく見かけます。

大人はしっかりしていても、そのお子さんはエチケット袋も持たずに犬を散歩し糞を放置していくこともあります。
それでは意味がないどころか、逆にご近所さんを敵に回すようなものです。

最近はコロナ禍も影響して、ご近所付き合いが希薄になっているという統計が公表されてますが、ペットの飼い主さんは積極的にご近所さんと関り、地域に貢献することで、結果的に動物愛護の推進につながり、ペットとの暮らしがより良くなっていく(しやすくなる)のです。

実際、私自身は地域の自治会活動に積極的に協力・参加して、できる範囲で地域貢献してきたことが奏功し、地域猫活動につなげることができました。

自分達だけが良ければいいでは、ペットを取り巻く環境は変わりません。

飼い主さんそれぞれが意識することで、それが動物愛護の促進に繋がり、ちょっとでも動物に優しい社会にしていくことができるんだと思います。
是非できることだけでもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

きっと色んな気づきや変化を感じ、ペットとの絆も深まっていくと思いますよ。

]]>
http://petissho.com/4286/%e3%83%9a%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%ae%e9%98%b2%e7%81%bd%e3%81%8b%e3%82%89%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e5%8b%95%e7%89%a9%e6%84%9b%e8%ad%b7%e3%80%80%e9%a3%bc%e3%81%84%e4%b8%bb%e3%81%8c%e6%84%8f%e8%ad%98/feed/ 0 4286
地域猫活動の実施に向けた取組み http://petissho.com/3179/%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e7%8c%ab%e6%b4%bb%e5%8b%95%e3%81%ae%e5%ae%9f%e6%96%bd%e3%81%ab%e5%90%91%e3%81%91%e3%81%9f%e5%8f%96%e7%b5%84%e3%81%bf%ef%bc%91/ http://petissho.com/3179/%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e7%8c%ab%e6%b4%bb%e5%8b%95%e3%81%ae%e5%ae%9f%e6%96%bd%e3%81%ab%e5%90%91%e3%81%91%e3%81%9f%e5%8f%96%e7%b5%84%e3%81%bf%ef%bc%91/#respond Mon, 16 Jan 2023 08:02:14 +0000 http://petissho.com/?p=3179 以前、地域猫活動についての記事をアップしましたが、予定通り先日(山形県酒田市→ペティッショの)地元自治会定例会議にて本件を提案しました。

自治会長、副会長には事前に理解を得ていましたが自治会執行部への案内は初めてなので、どのような反応を得られるか楽しみでした。

一方で、ここで反対多数だと今後の活動は険しくなるので、行政にご協力頂くなど入念に下調べを実施し、概要だけをなるべく分かりやすく資料にまとめて配布。

皆さんの様子を伺いながら資料をベースに案内しましたが、数名は興味津々に、数名は無関心で資料には目もくれず、その他は一応話は聞いてくれてるような格好で、まずは想定の範囲内でした。

 

手ごたえは良好!

途中、やはり事前調査の結果に刺さる内容があったのか、いくつか質問もあって、ある程度の手ごたえを感じました。

ひととおりの話を終えると、ありがたいことに興味深々だったAさんが、まず賛同の意を表してくれました。
聞けばご自身も不本意ながら地域で保護した猫を迎え入れていて興味深いとのこと。

ほかの皆さんもそれぞれ思うところがあったようで、短時間でしたが活発な意見交換になりました。

私がうまくまとめて推進役を担えれば、実現しそうな感触です。
とにかく初回の提案としては予想以上の反応を頂けたと思っています。

地域猫活動は地域主体の活動です、じゃあすぐ始めましょう!というワケにはいかないので、まずは準備期間として計画を立て、並行して地域の皆さんからご理解頂き協力を得ながら、頃合いを見計らって本格的な活動に移行していこうと考えています。

まずは第一段階突破です!

]]>
http://petissho.com/3179/%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e7%8c%ab%e6%b4%bb%e5%8b%95%e3%81%ae%e5%ae%9f%e6%96%bd%e3%81%ab%e5%90%91%e3%81%91%e3%81%9f%e5%8f%96%e7%b5%84%e3%81%bf%ef%bc%91/feed/ 0 3179
迷い犬を保護、無事家族のもとに http://petissho.com/3082/%e8%bf%b7%e3%81%84%e7%8a%ac%e3%82%92%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e3%80%81%e7%84%a1%e4%ba%8b%e5%ae%b6%e6%97%8f%e3%81%ae%e3%82%82%e3%81%a8%e3%81%ab/ http://petissho.com/3082/%e8%bf%b7%e3%81%84%e7%8a%ac%e3%82%92%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e3%80%81%e7%84%a1%e4%ba%8b%e5%ae%b6%e6%97%8f%e3%81%ae%e3%82%82%e3%81%a8%e3%81%ab/#respond Thu, 12 Jan 2023 08:30:53 +0000 http://petissho.com/?p=3082 先日、猫用のダンボールハウスを提供してくださる遠方の協力者さん(以降「Aさん」とします)のお宅に、ダンボールハウスを引取りに伺いました。

はじめてご連絡を頂いた時、様々な事情により生体保護はできないけど、このような形で、なんとかひとつでも多くの命を救いたい一心で活動されてらっしゃることを伺いとても感銘をうけました。

本来は、このAさんに関する記事にしたかったのですが、Aさんご本人が諸事情により大変懸念されてらっしゃったので記事には致しません。
※事情が事情ですのでAさんを特定し公表することのないようお願い致します。

なので、その品を受け取りに行った際のエピソードを書きます。


 

Aさんと待ち合わせの場所に伺い、近所に到着した旨を電話で伝えました。
迎えに来てくれるとのことなので、車を降りてAさんを待っていると、少し先の大通りを犬が横断して大通り沿いに歩いていきました。

え?飼い主がいない?

私からワンちゃんが見えていたのはほんの一瞬だったので、もしかしたら近くにいた飼い主さんを見過ごしたのかもしれない、、、
と良い方向に考えようとしましたが、まず確認しようと待ち合わせ中でしたがとにかく後を追いました。

大通りにでて、犬が歩いていった方向を見てみると、ワンちゃんが歩いていました。
土地勘はないのですが住宅街の方から人気のない郊外の方に歩いているので、これから自宅に帰る様子には見えません。
やはり近所に飼い主の姿は見当たらず、このまま放っておくわけにはいきません。

ただ、交通量の多い幹線道路沿いなので、下手に追いかけて車道に飛び出されたら危険です。

なので決して急いで追いかけず慎重に後をつけ、まるで私が飼い主のように
「ワンワン(あたかもワンワンという名前のようにw)、どこいくの~?」と話しかけると、
一度こちらを振り向き、また前をむいて歩いていきました。

適度な距離を保って見守るように後を追います。
時折車道側によるので、かなりヒヤヒヤです。

「きっと通り過ぎる車の運転手さんには、ノーリードで犬を散歩させる無責任で迷惑な飼い主に見えるだろうな~」
と余計な心配をしつつ、動揺を隠しながら時々世間話のように声をかけてしばらく追跡を続けます。

「あぶないからこっちおいで」と言うと、一瞬立ち止まりそこで若干距離が近づきましたが、まだ確保できる距離ではありません、
余計な警戒をさせないよう、そこでも無理に詰めません。

また歩きだしたワンちゃん。
歩調をあわせついていくと、少し先で排尿スタイルに。
メスの柴犬です。

飼い主のように距離を保ったまま排尿が終わるのを見計らって、
「おいで」

と呼びかけると、こちらに向かって歩いてきました。
首輪もついてるし、雪解けの道路を歩いてきたにしては体も汚れていません、近所に暮らしているのでしょう。

何かの拍子にリードが外れ、いつもの散歩道を歩いていたのかも知れません。

そのまま私の足元に歩み寄ってきたワンちゃん、機は熟しました。
噛まれる覚悟でゆっくり首の下に手を回し、やさしく首輪をキャッチします。
※私は覚悟を決めてましたが危険なのでマネしないでくださいね

確保完了!

少しは信頼してくれたのか、「なんか飼い主っぽいな?知らんけど」と勘違いしたのか分かりませんが、
もはや逃げるそぶりは見せません。
首輪には鑑札は見当たらず。(必ずつけましょう!

急がず怖がらせないよう自然に我が子のように抱きかかえて、来た方向へ帰ります。
とても可愛いワンちゃんです、私と波長が合うのか我が家の子にしたいくらいイイ子でした。

そこにAさんと思わしき人物が待っていました。
お互い初対面なので、恐る恐る声をかけるとやはりAさんでした。

待たせてしまったことを詫びましたが、まったく気にも留めず、
手短に挨拶させて頂き事情を説明しました。

状況から明らかに近所の飼い犬だと思われたので、Aさんが「ウチで預かるよ」と自ら申し出てくださいました。

もし一般の方の申し出なら丁重にお断りし、こちらで対処したのですが、
初対面とはいえ事前のやり取りでAさんの人柄は存じていて、動物の保護活動に一定以上の理解のあることもわかっていましたし、とても信頼できる方なので急遽一時的に預かって頂くことに。
Aさんとワンちゃんを乗せてご自宅に向かうことになりました。

車に戻ると同行したスタッフが状況を理解できず「なんで犬連れてんの?このおじさんだれ?」とパニック状態。
そりゃそうです、私が車をおりてからの経緯を知らないのでw

ただ、ワンちゃん的には「知らんけど飼い主風の人」の私だけならまだしも、急に車に乗せられてもっと知らん人が何人もいて、不安からか怯え震えていました。
なので、ダイジョブだよと抱っこしながら声をかけ、優しく撫でてあげると少し落ち着くようでした。

Aさんのお宅に到着すると、改めての挨拶もそこそこに、まず段ボールハウスを車に積み込みます。
その間ワンちゃんはリードもないのでずっと私が抱いていました。
もはや色々あきらめたのかワンちゃんは怯えもしません、とても度胸のあるワンちゃんです。

ご提供頂いた段ボールハウス合計30個分の部材。とても丁寧な作りで猫への深い愛情を感じます。(差支えないよう画像全体をぼかしています)

 

ひと段落したころに、Aさんが「そろそろ自宅に放していいよ」とおっしゃるので、
「ここで少し待たせてもらいな、すぐに家族にあえるからね」とワンちゃんをAさんのお宅に放すと、やはり怯えた様子もなく普通に家の中をうろうろし始めました。

残りの荷物を積み込み、ハウスの組み立て方を伺ってる間も、家の中をあっちこっち歩き回るワンちゃん。
Aさんは家側、私たちは外側に対峙してたので、その様子は協力者さんには見えません。

色々とお話してくださるAさんの後ろで、ワンちゃんは新たな遊び場にでも来たかのように家の中を自由に徘徊しています。

こちらが心配になるころに話も終わり、後ろを振り返ったAさん、
「あれ?犬どこにいった?家から出なければいいか」
と、その一言にとても寛大な人柄がにじみ出ていました。

この方なら任せられると思い、ワンちゃんに別れを告げ次回のお約束をして引き上げることに。

その後一応警察に通報し、事情を説明しておきましたが、
対応した警察官の態度は少し嫌な感じでした。
(対応してくださった警察官個人ではなく、法律やルールがそもそもの問題と考えています)
もし、預かって下さるのがAさんでなければそんなに広い町ではなかったので私たちが一軒一軒回って飼い主を探すつもりでした、
警察署には連れて行かず、Aさんにお願いしたのは正解だったと感じました。

そして帰り道、とても不幸な大事故に遭遇しました。
こちらの数分前を走っていた車が事故を起こしたのです。

ちょうど私達の前に消防車が合流してきて何事かあったのか?と思うと、後方から救急車が来たので道を譲りました。
自動車専用道路で迂回路もなく、路肩に車を寄せたまま待機すること1時間、やっと通行止めが解除され事故現場を通過すると凄惨な状況でした。
この対応をするのも警察の皆さんです、さっき少し嫌な思いをしたものの、ちょっと探せばすぐに解決しそうな事件と、このような事故では、どうしても対応に差が出るのは仕方ないのかなと考えさせられました。

その刹那ふと思いました、
もしあのワンちゃんに構っていなかったら?
もしかすると私たちも巻き込まれていたかもしれません。

今思えば、偶然にも犬の日(1/11)だったこともあって、
私たちがワンちゃんを救ったのではなく、ワンちゃんが私たちを救ったようにも感じます。

自宅に戻ると、その事故の全容が次第に明らかになりました。
あまりに衝撃的だったので詳しくは触れませんが、とても悲しい事故でした。

その後Aさんから連絡があり、迷い犬は近所の知人のワンちゃんだったことがわかり、無事送り届けたと報告がありました。

Aさん宅でおトイレ中?のワンちゃん

 

その日のうちに、無事家族のもとに帰れたことに感謝です!

このような活動はしていても、迷い犬はなんの準備もないところで遭遇します。
もし迷い犬を見かけても不慣れな方は、無暗に追ったりせず、可能なら見失わないよう見守りながら役所(環境、衛生関連部署?)、警察、保険所や動物愛護センターに通報してください。
咬みつき事故や、追ったばかりに逃走して交通事故につながる恐れもあります。
※悪い意味ではありませんが経験上警察は対応が微妙(なんでもかんでも丁寧に対応できるほど余裕はないはずだし、警察が動ける範囲が一般の方には区別がつきません。)です。保健所、警察など行政機関はいずれも最終的に情報を共有し連携するのですが、念のため両方に連絡するのがいいと思います。
※今どきは、無暗やたらにすぐ処分!はできないはずです、と信じたい。

かなり無理やりですがこの経験から、人と動物の共生は大事なことだと痛感。
いい加減犬猫を物として扱う法律を変えていかなければと強く感じる出来ごとでした。

色んな面でご協力頂いたAさん、本当にありがとうございました、
頂いたお気持ちは、今後の活動に大切に使わせて頂きます!

]]>
http://petissho.com/3082/%e8%bf%b7%e3%81%84%e7%8a%ac%e3%82%92%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e3%80%81%e7%84%a1%e4%ba%8b%e5%ae%b6%e6%97%8f%e3%81%ae%e3%82%82%e3%81%a8%e3%81%ab/feed/ 0 3082
災害級の大雪に備えてください http://petissho.com/2963/%e7%81%bd%e5%ae%b3%e7%b4%9a%e3%81%ae%e5%a4%a7%e9%9b%aa%e3%81%ab%e5%82%99%e3%81%88%e3%81%a6%e3%81%8f%e3%81%a0%e3%81%95%e3%81%84/ http://petissho.com/2963/%e7%81%bd%e5%ae%b3%e7%b4%9a%e3%81%ae%e5%a4%a7%e9%9b%aa%e3%81%ab%e5%82%99%e3%81%88%e3%81%a6%e3%81%8f%e3%81%a0%e3%81%95%e3%81%84/#respond Thu, 22 Dec 2022 07:03:26 +0000 http://petissho.com/?p=2963 2022年暮れ、災害級の大雪により各地で停電や交通障害などが多発しています。

避難所や自宅での避難生活に備えていますか?
日頃の備えが大切ですが、つい後回しになりがちです。

普段から準備しておくのがベストですが、できていないからと言ってあきらめず、
まだ動けるうちに、できる限り備えましょう。

とにかくライフラインの確保

飲料水をできるだけ確保しておきましょう、犬猫やその他のペットの分も忘れずに。
緊急時の生活用水として、お風呂にお湯(水)をはったままにしておくだけでも、万一の際に役立ちます。 

電気 電気がないとスマホなどの通信機器に充電ができません。
情報の収集は避難生活に大きく影響するで、できる限り蓄えておきましょう。
また、暖房や調理器具も電気を使用するものであれば、冬の室内で火気を使用するよりも安全です。
たとえばモバイルバッテリーを購入、充電しておく、発電機(エンジン式は室内使用を避ける)を用意するなどして対策しましょう。

食料 保存食などを買い置きしておきましょう。犬猫のフードも切れないように注意してください。
人も動物もアレルギーには注意してくださいね。 

防寒 防寒着や毛布、暖房器具など、防寒対策は考えられる限りの対策をしましょう。
犬猫も寒さに弱い品種は平時以上に気を配りましょう。 


注意 余計な買いだめは控えてください!

物資不足による余計な混乱は2次災害にもつながります、目安は最低で3日分、可能なら1週間程度を確保し、最小限の備えで復旧、支援団体や行政の支援を受けるまで、自力で乗り越えれるような工夫が必要です。
被災時は近隣の市民、行政問わず被災地の皆が被災者になります。
仮に避難所に避難するとしても、残念ながらペットの同伴や同行に理解を示さない避難所や市民もいます。

他人に頼りすぎず隣近所や周囲、避難行動要支援者への配慮も忘れないでください。


自分や家族は自分で守る!

これが大原則です。
その意識を忘れずに、1分1秒でも早く身を守る、家族を守る行動をとってください!

]]>
http://petissho.com/2963/%e7%81%bd%e5%ae%b3%e7%b4%9a%e3%81%ae%e5%a4%a7%e9%9b%aa%e3%81%ab%e5%82%99%e3%81%88%e3%81%a6%e3%81%8f%e3%81%a0%e3%81%95%e3%81%84/feed/ 0 2963